先日、福岡で助産院をされている澁谷貴子さんの『おうち性教育』のお話会へ♪
100組はいたでしょうか、有料だったけれどたくさんの親子が来ていました‼︎
我が家は3姉妹。
いや、女の子だろうが男の子だろうが関係ないのだけど。
長女が小1になって、
同性にも異性にもいろんな影響を受けていて、
行動や言葉使い、髪や服の好み、
とっても『彼女の理想』ができてきたと思う🤔
今まで私にかかわってきてくれた人たちの影響で、
性教育に、持論はある。
性教育にかかわらず、
何事の問題にも共通して言えるのは、
子ども自身が、親に自分のことを大切にしてもらっているという感覚があるか、ないか。
小さな頃から積み重ねてきた、
スキンシップだとか、話をきくだとか、気持ちを尊重するだとか、誰かと比べないだとか、
まぁ手段はたくさんあるのだろうけど、
そうやって積み上げてきた親と子の目に見えない信頼関係は、
全ての問題に関わるだろうし、
全ての問題の解決の糸口になるのだろうと思っている...。
そう改めて思うと、
また自分の日頃の関わりを見つめ直そうと思うのだけど、
今回は、他に具体的に性教育ってどんなことなんだろう?
と思い、参加してみた😊
私自身は高校のいわゆる思春期の時に友達と華美な格好なんかをしても、
何か言われる、ということはなかったのだけど、
今でも強烈に覚えているのは2つ。
ひとつは、幼少期に熱を出したか何かでお風呂に入らなかったのかな、
その時に父方のおばあちゃんに、あたたかいタオルで、
「大事なところだから綺麗にしとこうかね〜」
みたいな感じでお股を拭き拭きしてもらったシーン。
父方のおばあちゃんということは父と母がまだ離婚していないので保育園とか、まだそんな時期じゃなかったかと思うのだけど、
猛烈に覚えている。
自分の秘部、
『大事なところ』、
『大事なこと』、
恥ずかしい気持ちと、
あぁそうなんだ、
という気持ちが、
幼心にものすごく自分を刺激したのかもしれない。
それからもうひとつは、
大人になって。
28才とかそれぐらいだったのかな。
ちょっと短いスカートに8センチヒールを履いて夕方からデートでおでかけしたことがあって、
その時には何も言われなかったけれど、
ずいぶん後になって、
母方の祖母が何かヒートアップ(すぐヒートアップする)して私への日頃を不満をぶちまけた時に、
「あんな短いスカート履いて出掛けてたよね!ほんと恥ずかしい!!」
みたいなことを家族の前で言われて、
それがなんだか自分がいやらしい人という言われた方みたいに感じたことと、
そんな目で私のことをずっと見てたんだ、という気持ちが芽生えて、
すごく傷ついたというか、
恥ずかしめれた、
という気持ちになって、
(たしかに今おもえば、28であの格好は恥ずかしい🤣笑
美脚ならともかくww)
そのことを受け入れるということよりも、
会いたくない、
プライベートを見られたくない、
恥ずかしい、
みたいな感情で深く心を閉ざしたことを覚えている。
だから、今、
自分が親になり同性の子供を持ち、
相手は子どもだといえ、性的なことをどういう言葉で伝えるかで、
相手の羞恥心を深く傷つけ一生の傷にならないかと、
とても危惧している。
YouTubeの影響で、
短いスカートに、足を長く見せて、お腹を出して、肩を出してとか、
そういうのがかわいい、おしゃれな風潮はある。
変なおじさんからの危険、
という対象に関してはサラッと言える気がするのだけど、
好きな男の子や誰かだとかにこうみられたいとか、
そういう思いで彼女がすることに対しては、
やはり、親目線と彼女の女性としての気持ちが交差して、
難しくて、
ちょっと言葉選びがわからないし、そもそもどこまでが許容範囲なのか、
時代もあるだろうし、
友達の雰囲気もあるだろうし、
わからない。
しまむらで
あみあみの紐トップスにキャミを合わせるような服をえらんできた時には、
そりゃ学校に来て行かれん。
と言ってしまったけど、
大事な部分はかくしているし、
私の考えすぎだっただろうかとか。
彼女は、
「あーでも、下はキャミじゃなくてTシャツきたらいいんじゃない」とか言って、
こちらも、「それいいね!」
と話したりして、
深くはとらえず理解はしている雰囲気はあったような気もするけど。
..なんていう悩みチラホラ🤣
澁谷さんのお話会ではいろんなことを学ばせていただけれど、
やっぱり極論、
性教育うんぬん、
より、
日頃の性教育以外のかかわりが大事だと改めて認識。
性に関して美しい言葉を心がけたり、
頭ごなしに否定しないとか、
恥ずかしがらずに、
でも質問をはぐらかさずにポジティブに伝えることだったり。
まだ素直に受け取る時期は、具体的に伝える、とか。
よくある質問の回答も、深く考えすぎず、これなら伝えられそう。↓
あと動物のなかよしの様子を介して伝えるのも手だとか。
小学低学年は、他人がプライベートゾーンに触れることが悪いとまだ思わない時期(スカートめくりとかw)だから、
自分がされて嫌なことはしないとか、
プライベートゾーンに関しては大事なところだということを伝えて、
友達に触ってもいいと言われても、触ってはダメだと話すとか。
何かそういうことがあったら正直に話したり、周りにSOSを求められように日頃から伝えておくことが大事なんだとか。
人には心理的な縄張りからあり、
人により狭い、広いがあるから、
性教育以前に、それぞれパーソナルスペースがあることを知っておくことが大事と聞いて、
あぁ確かにな、
とそれは大人の普段の生活でも普通にあり得てることだなぁとも、思いましたね。
性教育は普段のお父さんお母さんの関係こそがそれだという話もあり、
私が正直頑固一徹で旦那を言い負かしてることもあり(笑)、
ふと娘の目には私たちはどう映っているだろうと思って聞いてみると、
「ん〜笑いすぎてて面白い♡」
と言ってくれたので、
いいのか?!それはよさそうか?!と少し安心しました。笑
結局のところ、
やはり普段の生活から。
自然に、性という以前に、
人の嫌がることをしないとか、
人に迷惑をかけない(頼らないとは違う)とかそういうことで、
あとはプライベートゾーンのことをかまえず自然なレベルでまずは伝えていけば良いのかなということを思いました。
子どもは家に帰って、
自分がこの前買った、ちょっと丈短めのおしゃれなトップスを持ってきて、
「これちょっと短いよね。
おなか冷えるからスカートをめっちゃ上にあげて履いてスパッツ履いたらいいね」
と自分から言ってきました。
女の子はこういう理由で体を冷やさないようにする、とかそういうキーワードが彼女にはささったようてす。
ちなみに男の子は体を冷やしていいそうです。笑
冷やさないと精子ができないとかなんとか。笑
初耳学でした。笑
性欲というのは誰しもが芽生えてくるもので、
年齢相応に興味が出てくるのは普通のことであり、
あまり深刻になりすぎずに、
根掘り葉掘りせず、
大事なことは自然と会話して伝えていけたら良いなぁと思う次第です!😊
そんで私は3人とも大病院だったので、次は助産院で産めそうだったら、それもいいなぁと思いはじめる。
促進剤も入れずに、
分娩台で足をおっぴろげることもなく、
子どもたちにもかこまれて、自然に自然に。
そうやってするお産ってどんな感じなんだろう。