先日買った本。
季節ごとのお花、その言われ。
季節の言葉。
季節の楽しみ方。
たくさんお花の図鑑はあれどこの本は、
季節の美しい花々を、
俵万智さんの短歌と柔らかなエッセイとともに楽しむ。
この本を眺めていると
日々には気づかぬ幸せがたくさん詰まっていると感じる。
あれこれと悩み、がむしゃらに駆け抜けた日々も、いつかは懐かしく、
何気ない一コマも、
昨日かけてもらった一言も、
すべては詩にできるほど美しいものなのかも。
ページをめくっていると、
ちょうど小満のページには、
宮崎のバラ園の思い出のエッセイが綴られていた。
思いおこせば、
我が家のバラのひとつも、
宮崎のバラ園で旦那さんが買ってくれた。
まだまだ当時は心配性だった私。
初めて授かった小さな我が子がトゲで怪我をしないようにと、
園をぐるぐるまわりながら探して見つけたトゲの少ない"マザーズディ"という、思い出の花。