今日は落水洋介さんの講演会へいってきました!
PLSという、足や手が動かせなくなり次第に言葉が話せなくなり寝たきりになってしまう病気だそう。
そして、生まれつきではなく、普通の生活をしていたら、いきなりこの病気になってしまった。
それって、自分にとってちょっと想像がつかない。
自分だったら、ただ落ち込んで、どうしたらいいのかわからない。
おっちーさんが、冒頭で話されていたように、申し訳ない、という思いや、子供がまだ小さいのに、という思いが、やはり来るだろう。
だからおっちーさんの笑顔の秘密がしりたかった。
その笑顔の経緯に興味があったし、
なにか自分を変えるパワーをもらいたかった。
こういうことを口にしていいのかわからないが、
少し先の未来、もしかして自分の身振り手振りで話す彼には会えなくなるのかな?と思ってしまって、
今こうやってなにかのご縁で講演会で直接お会いできる機会をいただき、自分に必要ななにかがある気がしてならなくて。
自分なりに吸収して、なにかのきっかけにしたいし、娘たちにも伝えていきたい、というような思いがあった。
そして、そうか、旦那さんがなる場合もある。
労災が時折出る旦那さんの会社(工場)。
なにかの事故に巻き込まれることがないとは限らないと日頃から他人事みたいな感覚はなくて、
万が一そうなった場合は私がささえたらよい、などと割と身近にはあったのだが、
ただ足や手が動かせないのではなく、だんだん進行していく中にいるこわさ、最終的に寝たきりになるというその状況を目の当たりにするだろう彼の心境は、やはり想像したことがなかった。
そして、子供たちの場合もあるというところまで、考えたことはなかった。
そうなった彼女に、
わたしはどんな言葉をかけれるだろうか。
朝、みきちゃんに、車椅子のおっちーさんの写真を見せて、今日はこの人に会いにいくんだよ。と話した。
足はあるのだけど、動かなくて、車いすにのって、移動しているんだね。
という状況を説明する。
3歳の娘は、なんどもさっきの写真見せて。とせがんでは、
「どうやってごはんを食べるの?」
「どうやってお風呂に入るの?」
と質問してくる。
手が使えるからみきちゃんと同じように食べるんじゃないかな?
お風呂は誰か手伝ってくれてるのかもね?
と答えてみる。
「玄関はどうやって出るの?」
車椅子のままでるんじゃないかな?
「でも、階段がある」
そうか、そこまで想像できるんだ、3歳でも。すごいなぁ。と本題からそれてしまった。
のちに講演で、一番の障害は"段差"というおっちーさんの話を聞いて、娘は3歳だけどだいぶ感性が優れていると思った。
「そうだね、でも大丈夫、スロープをつけたらいい」
それから、
「大丈夫だよ。だれかが助けてくれるから、心配することないんだよ」と付け加えたら
にゃぁ♡と甘えたような声をだした。
「どんな気持ちなのか、お話をきいてみようね」
そんな話をしながら、そんな思いを抱きながら、家をあとにする。
会場には、キッズスペースを作ってくださっていた。
マットが敷かれただけでなく、
年齢を加味してくれたのであろうプリキュアの塗り絵や、足の低いテーブル。
使いやすさなのか、一気出しした時に音が出ないようになのか、あらかじめ箱から出されたブロックたちに、優しさ感じる。
(今思ったら、誰かほかのお友達が先に遊んでたのかもしれない☺️)
マットも、もしかしてわざわざ買ってくれた?というレベルで綺麗やし…。
おっちーさんの思いがきちんと伝わる場に。
参加している全員がおっちーさんの講演会を楽しめるように。
参加のみなさんに対してだけでなく、
おっちーさんの思いに対しても
講演会を成功させようと手伝っているボランティアの方に対しても
その気持ちに報いたいという主催者さんの思いがつたわってきまして、
勝手にそのように受け取ったのですが、(勝手に受け取るクセが結構あります)そのことだけでも心がじんわりと。
世界が優しくなるような企画、準備、本当にありがとうございます。
そんな計らいで、わたしもキッズスペースに鎮座して遊ぶ娘を横目にお話をのんびりと聞くことができ。
最初は慣れなくてききとりずらかったおっちーさんの言葉が、きづいたら私の耳に馴染んでいた。
馴染んでいたというか、引き込まれていた。
旦那さんが話きかせて、と言っていたので、心に留めておきたいことメモする。
実際はメモなんかみらずに話すし、今もメモをみらずに書いているのだけど。
そうやってメモした大事にしたい言葉はたくさんあれど、
私の中で1番今噛み砕いている会話は、
"チャレンジ"という言葉、
"不機嫌は罪"という言葉🤣
最近自分のテーマにチャレンジに重きをおいているのでピンと反応してしまったのだけど、
その話の流れの一部で、
"幼稚園の時までは怒られても怒られてもチャレンジしてましたよね"っていう言葉が耳をかすめた。
最近よく、みきちゃんに、なにかのことで、それしたらいけないことっていうのを話した時に、何回言ってもまだやることに、イライラが募ることが多かった。
3歳ってなんども言わないとまだわからないのかなという落としどころにしようと思いつつ、
しまいには、「やめてっていったこと何度もしないでよ!」なんて喚きちらしてしまっていて。
そうか、みきちゃん…チャレンジしてたんだーっ
ときづく。。
わざとやってるっ💢とか
何度いってもわからん💢などという見方ではなく、
"一生懸命チャレンジしてる"という視点で彼女の行動を見ると、
その行動そのものが愛おしくなり、かけてあげたい言葉が全く変わってくることにきづいたし、
自分のイライラが爆発的に遠いたのにきづいた。
自分にとって、とっても大きな収穫。
あとは、おっチーさんの話の中で時々でてきた、「楽〜(ラク〜)」って言葉。
わたし自身に、頑張ったら救われると認識している風潮があって、壊そうとしている最中なのですが、
やっぱり考えまくってなきゃ気持ち悪いと思ったり、あるいは、やっぱり頑張りすぎてキツいと思ったりする間で、案配をみつけようとしている。
目指す結果が出なかった場合に、頑張ってでもなきゃ救いようがない、みたいなこととかで、
今までラクを遠ざけきた。
ラクという認識が、あんまり良くないみたいなことがたぶん無意識にあった。
でも、改めて、ラク〜☆って言葉をきくと、やっぱりなんかイイなと。
聞いてて、言ってて、疲れない。
ダークじゃなくて、むしろ花畑の色。
おっちーさんの代名詞でもあるような"前向きは技術"という言葉。
その言葉が自分のものとなるまでにたくさんの練習をされてきたのだと思いますが、
ほんと、わたしなんかは、聞いて、感銘うけたあと、練習できてないことがめちゃくちゃ多いw
それにきづいただけでも、練習の一歩だとは思いますが🤣
しかし、先ほど、イラッと不機嫌になって、
自分であとから、あ!練習!練習
!ときづきました。
まだまだ練習必要ですが、、、
なにかと前向き思考を習得したいものです🤩🤩
あと、おっちーさんのウワサの笑顔、パワーがすごかったです✨
もしかしてもしかして、この笑顔がなくてずっとずっとブスっとされていたら、もしかしたらここに足を運んでいないかもしれない。
ずっと笑顔でいる必要があるというのではなく、泣いたっていいし、悔やんだって、怒ったりしたって、とっても魅力的だけど、
なんでそんなに、笑顔なんだろうって
ってやっぱり近づいてみたくなる。
近づいて会話して、
もっと知りたいとか、一緒にやってみたいとか、関わりたいとか、元気をもらいたいなどと思う。
いや、思うっていうか、こちらも自然と笑顔になってお話してた。
講演のあと、
みきちゃんが朝してた質問をおっちーさんにしてみた。
相変わらずの笑顔で身振り手振りで答えてくださった。
みきちゃんだいぶ長い時間固まっても、相変わらずの笑顔で包んでくださった。
おっちーさんのひめくりカレンダーget♡
飾って旦那さんがやきもち焼かないかだけ心配だw
講演会後の自分の気持ちの変化はこうだ。
"自分だって明日病気になるかもしれない"
という不安や後悔をしたくない気持ちからくる動機でなく、
ただ、毎日、毎日、楽しみたい!!
関わってくれる日々と、人と、面白おかしく楽しんでいたい!
peace love smile!!
最後に、余談になりますが、
講演会前に、
旦那さんに、そういう病気になったらどうする?と聞いたら、
「ベッドの上から最先端の機器を使って漫画を写して、読みまくる。
Googleホームを活用しまくる。
」
みたいなニュアンスのことを言ってました。
その時は、ちゃんと真面目に話しせいよ!最悪っっ💢とイラッとしたのですが、
その考え方、とってもいいかもしれない。と今、思っています。
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