Akina's日々の嬉しいこと探し

6.3.1才の3姉妹との日々と自然農の家庭菜園など♪

私と旦那さんと弟と子どもたち

弟が飯塚に数日いてくれて、今日また帰っていきました。


そして寂しさにくれています。


ブログは、
もしかしたら発信するにふさわしいカッコいいことを書いた方がいいのかもしれません。


こういうことがあって、超いやな気持ちなんだけど、そんな、人のせいにした考えって未熟だし、自分でもそうわかってるから、こう考えてみました、みたいなことを。


しかし、人のせいにして、ダメ人間で素直に書いてみる。


だって、素直にそう思ったんだもんさ。


そして、自分のただの日記だ、カッコよくキメる必要なんてないさ。



***


弟は、心臓病がある87歳の祖母と2人暮らしをしていて、かつ、祖母は弟にかなり甘くて生きがいみたいになってるのだけど、祖母、、かなり気分屋の癇癪持ち。
そんな祖母と弟がいよいよ均衡がとれなくなってきて弟の気分転換に。という理由と、


弟は出不精なのだけど、うちの娘たちを溺愛していて、娘たちといるときはとても楽しそうで、
失業中なら、私の試験も近いしで、子育てや普段やらん家事とか手伝ってもらい、実家のぬくぬくした甘さから抜け出してみよう、って感じのいきさつで、
数日間の飯塚暮らしを計画した。



弟が来て、帰って、にぎやかだったのが、ぽつんとなった後は、(やることはたくさんあったのだけど)いろんな複雑な気持ちでいた。



糖尿病の弟の栄養を考えて必死に料理をつくっていた3日間。


栄養士さんじゃないのでカロリーとかわからないのだけど、イメージはちょっと高級な旅館の和朝食。


お魚をメインに、バランスや彩が考えられた量が少なめの小鉢がたくさん、そんな感じで、つくる。


つくって、今燃え尽きたとこ。


なんで燃え尽きたかって、弟が帰ったから。


楽しくて、嬉しくて、料理をするのが苦じゃなかった気がした。


弟は子供たちの遊び相手をがやがやとしてくれながら、
私が料理をしてる間、
「おっ、いいにおいがするー!」


できた料理をみて、
「おっ!!うまそーっ!
 めちゃ、バランスいいねーっ」


こうやって味付けしたんよ、と話したら、
「へぇそうね、それいいね、うまい」


全部食べて、
「うまかった!ごちそうさま!」


と言って労ったり、皿を下げて洗ったりしてくれる。


文にして見ると全くたいした会話じゃないのだけど、
それが、すごく嬉しくて。


自分がしていることへの、反応がある。


やったことを、聞いてもらえる。


評価してもらえる。


人を幸せにできたかな、と感じられる。


そんなふうに感じてたんだと思う。


仕事をしてなくて子育てだけしてると、誰かに評価されることなんてないから、
旦那さんか、自分か、「わかるー!大変、それ頑張ってるよーっ!」と言ってくれる友達か。


旦那さんは、言ってくれないし、


自分も、自分のことを上手に褒めれる人じゃない。


だから、人にほめてもらえるって新鮮で嬉しい。


普段は、娘にバランスよく野菜とかタンパク質とか、食べて欲しいって思って作って一生懸命「食べようねーっ」ってしてる隣で、


旦那さんは、残す。


私はそうやって準備したり食べさせたり、
めいちゃんの離乳食をやったりしていて自分がごはんを食べれない中で、


旦那さんは、自分が食べ終わったら、携帯でゲーム。


いただきますとか、ごちそうさまとか、おいしいとかは、ないし、皿なんてそのままで、床にころがってゲームにビール、


普段はそんなで当たり前が、少しずつ寂しさやもやもやがたまっていきながら、


弟みたいに、うまい!ありがとー!そんなふうに反応してくれたら、


やっぱり比べちゃうんだよね。


俄然やる気になる。


血糖値も普段より連日10くらい下がって、よっしゃーって思うわけ。


しなくちゃ、じゃなくて、したい、料理を。


食べないし反応がない旦那さんよりも、
無理やり食べさせて、いやだなぁ〜ってする、愛しき娘よりも、


私を心からやる気にさせるんだわ。



そして、弟が帰った後の今日は、
ごはんつくる気がしない。


弟は脂身が多い肉が食べたくないといってたから、鶏胸肉とか魚とか厚揚げとかをつかっていて、
そろそろ旦那さんに脂身を。と思っていたので、好物の唐揚げを仕込んでいたものの、
昨日までみたいに、小鉢こさえてっていうやる気が出ない。


どうせ小鉢にしても食べないし、
手をこんでつくったあげく嫌々食べられてもな、と思いだしてきて、
いつもみたいに、超具沢山味噌汁。


それにしても、やる気がでない。


そして、悲しく、虚しく、申し訳なさでいっぱいになる。


旦那さんのために、心から、ごはんを作りたいと思えないと、思ってしまったこと。


つくるよ、つくるけど。


つくるから、それでいいんだろうけど、
ごめんねって思いがでてきてしまって、打ちひしがれた。笑


それに加えて、
ふとした時の反応。


あれ、ティッシュどこいったって時の反応とか。


弟は、あれ、どこいったティッシュって一緒にキョロキョロしてくれるけど、
旦那さんは無関心だよね。


みきちゃんが、水筒に麦茶入れたい〜っていっても、
「おちゃぁ〜?おかあさんにいっといでー」って携帯見ながら、あきらかに流したなって旦那さんの対応と、


対して弟は、
「おっ!お茶いれるね?水筒にや?!」と子供のやることに食いついてくれたりして。


また比べちゃうよね。


子育ての悩みの聞き方も、相槌も、意見も、なにもかも、真剣(かは知らんけど)に相手してくれて、
朝からだだこねる幼稚園の準備しともらって(笑)
「子育てって大変やね〜」って一汗かいて共感してくれたり。


子供たちの相手も億劫がることなく、晩ご飯前に散歩やらボール遊びやら三輪車やら娘たちの願い事を、楽しそうに聞いてくれる。


ちょっと子供たちのせわをしたら、
「あー疲れた、無理、昼寝する」と言う旦那さんと比べてしまって、


そんな弟の姿に、私は孤独感がぬぐいさられて、嬉しかった。


きっと、
弟は、うちでの生活が新鮮だから反応もするし、私の意欲も然り。


弟が、家族ではなく"お客さん"であるから。


もし馴れ合いの関係が逆だったら、旦那さんと弟の対応も逆なのかもしれない。


旦那さんがいる私の家族のグループLINEで、
弟が家事やら育児やら頑張ってくれたことを、うちの母やらにもつたえたくて、こんな頑張ってくれたよ!と送ったら、


旦那さんは、それを見て、
「あてつけなの?弟と結婚したらいいんじゃない?」
と帰宅してから言って、
たしかに、そういいたくなるのもごもっとも、と思いながらも、
なんだか、私は旦那さんが言ったことに吐きそうになる。


そりゃあ旦那さんは居心地が悪かったよね。
他人が入り込んできてね。
来てもいいよ!って言ってくれた旦那さんにはありがたいと思ってる。


それに加えて、私が弟が帰ったことでこんなにテンションおちてたり、自分と比較みたいな感じにとられてたら、そりゃあ面白くはないよね。


それはごめんなさい。だね。
そしてありがとう。だわ。



気持ちをブログに落としてみて、すこーしだけ、冷静になってくる。



私がいちばん失いたくないのは、
やっぱり旦那さんかも。


そんなことがあっても、
そんなわたしでも、


理解して、そばにいてくれるのは、
旦那さん。


薄ら静かに、見放さず見守ってくれるのは旦那さん。


私のわがままも、ヒステリックも、病みも、泣きも、笑いも、
薄ら静かに(この言葉ほんと旦那さんにぴったり)対応できる。


今、寝落ちして起きて、深夜。


晩ご飯のあと、残った鶏肉、揚げとといてってめんどいやつお願いしてたら、無言だったけど、揚げてくれてる。


明日は心、ととのえたい。


旦那さんに、にこやかな私を。


そして弟にありがとう。


ほんと、子供たちがずーっと笑っていて。


私もそれみてしあわせ!



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