飯塚のレジェンド、長野おばあちゃんの本のレシピをひとつづつ、作っています♡
先週初めて、生麹というものを買ってから、甘酒をつくってみたり、粉緑茶を作ったり、いりこなどで手作り粉末だしをつくってみたり。
長野おばあちゃんの本を見ながら料理をする過程や、そしてそれらを体に取り入れたあとの、心や体が染みる感じが、
生きる力だとか、
これが本当の、食育なんだろうなとか、
こどもにぜひ体験してもらいたい感覚(むしろ自分がまず)、
だと感じます。
長野おばあちゃんの本を読んで、もうひとつすごいなと感じるところは、
おばあちゃんが幼少時代の戦時の環境と比べたら、
きっと現代の、当たり前のように錯覚してしまう恵まれた食環境や、
食生活や料理に感しての知識や考え方なんかは、
喝を入れたい!と思われたり、
自らが今までの人生の中で感じ伝えていきたい食の在り方の変わり果てる姿に、悲しさすら覚えて然り、な情景ではないかと思うのに、
おばあちゃんの本には一切現代のそういった類のことを責める言葉がない。
むしろ、今の、便利で、忙しいと言いがちな生活の中に溶け込みやすいように、純粋に食や素材の素晴らしさを教えてくれる。
そんなおばあちゃんの優しくて何者にも柔軟な生き方そのものも、尊敬に値すると思いました。
ごはんの本なのに、
こんな風に生きられたらいいな、と思わせてくれるエッセイ集のようにさえ感じます。
この本にはそんなおばあちゃんの優しさが、随所に。
たとえば、
粉緑茶のところでは
"お湯をわかすのは大変でしょうから…"とか、
(長野おばあちゃんがお湯を沸かすことくらい大変なわけないじゃないですか)
おばあちゃん自身は唐辛子を使ってるけど、"一味が便利ですよ"。とか。
"一味の場合だったら何g"とか、そこまで書いてくれてる。
(たしかに、うちには唐辛子はないけど、一味はあるのだ)
メニューに、里芋アイスが出てきたところも、好き。
おばあちゃんの頭や体の中には、たくさんのレシピがあるのでしょうけど、
現代のひとたちが、興味をもって簡単に楽しくつくれるように、厳選してくれたレシピなのかなと勝手に解釈しました。
そんなことを思いつつ、
今回つくったのは、
『赤麹』と、赤麹を使って作った『牛とごぼうの甘辛煮』『きゅうりのピリ辛』!!
キュウリがめちゃめちゃおいしくいただけた!!
そして、この赤麹をレシピに載っていた便利味噌にして、それを肉味噌にアレンジして、大好物の坦々麺を食べたいんです🤤🤤🤤
甘辛煮は、
娘と一緒につくりました♡
恥ずかしながら、
あんまりごぼうを使う習慣がなくて、使ったとしても、もうすでにささがれて、なんか液につけられてヒタヒタになってるやつとか、冷凍のやつとか。💧
で、恥ずかしながら(再)、
久々にごぼうをささがきまして。
娘は必然的に、ささがきデビューです✨✨✨✨
おそらく、ごぼうという言葉は知れど、これが、ごぼうだ、と初めて認識したことでしょう。
レシピよりごぼうが足りなくて、玉ねぎもいれて、牛丼風になりました。
ごはんがおいしかった〜〜♡♡
(品数すくねーな!っていういじりはお手柔らかに…🤣)
(stayhomeなんで買い物に行けてないんですよ!って一応大声でささやいときましょ笑)
素晴らしい食の道に導いてくださったこと、
長野おばあちゃんに感謝です。
そして、長野おばあちゃんのことを教えてくださったママリンクのみなさんに、感謝です!
最後に、
長野おばあちゃんのお話をシェアさせてください✨