Akina's日々の嬉しいこと探し

6.3.1才の3姉妹との日々と自然農の家庭菜園など♪

その1時間が教えてくれたもの

昨日は、zoomでおやこのためのお話会で、絵本を読んでもらいました。


長女(3歳1ヶ月)みきちゃんも、多少zoom慣れ。笑


娘のzoomデビュー当初は、画面にうつる自分が気になる様子で、にやにやしている。笑


いつもzoom中は、
私が喋りだすと決まって、じゃれてきて収集がつかなくなったり、ソファーからころげおちてみたり、パソコンにちょっかい出し始めたり(笑)


子供なので、当たり前かもですが、
途中で飽きて娘的にはなにか他の遊びをしたくてどこかにいくのだが、
親はパソコンの前を離れないので、かまってぇ〜とお膝でのけぞったりしてくる。


で、
今日はどうかなぁ?きいてくれるかなぁ?絵本やけど、私だけ聞くような展開になったりして…。まぁ、それでもいいか!!それは、強制させるものじゃないしのんびりしよう。でもまったく興味をしめさなかったら主催者さんになんか申し訳ない気もする…という若干のそわそわ感と、

どんな本と出会えるんだろう♡とワクワク感を抱いて、
しっかりメモの準備をして参加させていただいていました。


結果として、
娘はびっくりするくらい見入っていて、わたしも楽しくて。


主催者さんだけではなく、子育てセンターの方も参戦してくださって、紙芝居を。


しかも、
子供たちがお話をもっと楽しめるようにか、stayhomeで体を動かしずらい今の状況をふまえてか、聞くも踊るもどちらで楽しんでもいいよって計らいか、
紙芝居のとなりで、その内容にそった踊りも!!

くったくのない笑いと、
その踊りがすっごく面白くて、お話とめちゃめちゃ合ってるしで、超楽しかった🤣♡♡


絵本のチョイスも、
臨場感がつたわりにくいオンラインだからこそ、ただ良書を選び読むだけではなく、
子供たちが参加しやすいもの、
へぇ〜が詰まったもの、
コミュケーションがとれるもの、
引きつけられやすいネタのもの、
見やすいもの、
年齢の幅がひろく、擬音語があったりシンプルな配色だったりな赤ちゃんでも楽しめそうで、かつ、3歳でも、6歳でも楽しめそうな本。

など、一生懸命選んだいただいたのだろうなと感じて、じんわり。


フェルトでつくったお弁当箱を手につけて、おかずをつめていくなど、絵本以外のものを挟んで、気分転換させながら、子供たちを楽しませようとしてくださっていたり。


時には、子供たちに本を選ばせてくれたりして、子供たちの反応や表情を見ながら、すすめてくださる工夫。
これって、既存にupされたYouTubeの読み聞かせにはない魅力。


そしてあんまり深く意識してなくて、会が終わった後気づいたのだけど、この会のタイトルは、
"絵本の読みきかせ"ではなく、
"おやこのためのおはなし会"。

子供だけでなく、親も楽しめたり、心が優しくなれるしかけが。


頴田子育てセンターのスタッフさんが盛り上げてくれたあとは、親が近況報告しあったり悩みを話したり、解決するための場を作ってくださっていた。

私の場合は、話すことは苦手だけども、それでも、緊張の中で話したり、口を開いたりしたあとは、肩肘の強張りが抜けたり、この場に馴染んでみなさんと親しみが深まったりする気がして、今、わたしここにいてみんなと繋がってるよ、という安心感やワクワク感を感じることができた気がするのです。


悩みのところでは、
はて、この悩みの解決の為の専門家さんがこの中にいるなぁ、とパっとその方に繋いでくれた主催者さん、めちゃくちゃ気持ちよかったです。笑


からの、じっくり聞き入る本。


このコロナ下の、日々の喧騒や不安の中で、
懐かしく思い出させてくれる子供への愛がたっぷりつまったママのための(いや、子供にも聞いてほしい)本にどっぷりつかる。


そんな充実の内容。


私自身、1時間を通して、
本をじっくり楽しめたことと同時に、
本による心の栄養とは別の、胸の揺さぶりを感じました。


普段とは反対の、自分(たち)のために、読んでもらう感覚。

自分(たち)のために、つくられたこの空間。 

自分(たち)のために、きっとこの1時間以外をかけてもらったであろう、時間と心。


それはもしかしたら、
「こんな会をこんな思いで主催しようと思っている」と知っていたからかもしれないし、

事実、その準備にさかれた時間や労力を少し共有させていただいたからかもしれないし、

前回、会の成功が叶わず、その時の主催者さんの思いや表情を間近で見ていたからかもしれないし、

そんな経緯をしりながら、
今回のあの1時間がすごく研ぎ澄まれたものだったからかもしれない。


大切に紡いできた思いと時間を経て、ここに、みんなの笑顔という形で成立したこと。


そして、誰かが誰かの幸せを思い、始まった挑戦だということに触れたことで、私にとってこの作品(この会)が、尊さという価値を更に高めて。


たぶん、それが揺さぶれた理由。


大袈裟でしょう?!笑


zoomで絵本読んでもらったよって話じゃなかったの?って感じでしょう?!笑


絵本のことはまた後に、読書記録として書くとして。笑


でも、そう思わずにはいられなかったのです。


絵本と画面を通して
笑えて、動いて、学べて、共感できて、優しくなれる、そんな1時間。


みなさん、心から、ありがとうございました。



完。