3姉妹子育てとホテルウーマン、ときどき畑

7.4.2才の3姉妹との日々とホテルウーマン、自然農の家庭菜園など♪

3歳の好奇心どこから(新聞社説風)

昨日長女みきちゃんが、絵本の動物図鑑に出てきたラクダのコブを指さし


「なんでこの人、ここ、なんでなん?」


と言った。素晴らしい目のつけどころにテンションがあがる。


「らくださんの背中がなんでぽっこりしてるのかってこと?」


「なんでぽっこりしてるのかということ」


「それはいい質問だね。お水がはいってるの」


残念ながら後から調べると脂肪だったようだ。


「なんで、なんで、お水が入ってるん?」
 

「らくださんは砂漠っていうところに住んでるの。砂漠ってわかる?」


「う〜ん、みきちゃんわからない」


「お水がないところ。お水がなかったら、どうやってお水を飲む?」


「なんで、お水飲むん?」


そうか、まずそこか。


「みきちゃんは、時々、のどが乾いて水ほしくならない?」


「ならない」


出鼻を挫かれた。


「なっとるなっとる。
 いつものどかわいた〜水ちょうだいっていってるやん?それ」


「ならんよ」


…。


それから、のどが乾く話、水が大切な話、環境と生きる為の体のつくりなどを、長々と話して、聞き入る娘。


ひとつの好奇心から、たくさんの学び。
そして、聞かれて親も勉強である。



▶︎今日は模造紙遊び。
3年前に買った手形スタンプとペンと模造紙をバーンと広げて、好きなようにやっていいよ!と言うと目を輝かす。

しかしながら、意外とすぐ飽きた。
いつもはソファーやら床やらに書いてる好奇心はどこにいったか。


好きなようにやっていいよといいつつ、「あ!床にははみ出さんで!」とちょいちょい口を挟んでしまったのが災いしたか。
それとも、していいよと言われると失せる好奇心か。



次女の方が、紙をくしゃくしゃと長いこと楽しんでいる様子。


▶︎ ダイソーで買ってとせがんできた風車。
持ってみたり、土にさしたり、さわってみたり、角度を変えてみたり。
カラカラまわると笑って、そのあとも窓辺を見て長いことずっと気になっているようだ。




▶︎喜ばせようと一念発起して準備しても飽きることもあれば、
ほんの思いがけないことが心にとまることもある。

肩肘はらずに彼女たちの日々の好奇心を大切にしたい。

らくだの真似をして背中につめものをした、けがれない寝顔を見つめながらそう思う朝。